北京空間信息伝輸センターの説明によると、宇宙ステーションのコアモジュール「天和」の打ち上げ後、中国の宇宙測量制御システムは「天鏈1号03星」「04星」及び「天鏈2号01星」のリレー形式により、天和、宇宙貨物船「天舟2号」、有人宇宙船「神舟12号」の結合体に、全過程の安定的な宇宙測量・制御及びデータ中継サポートを提供している。
同センターの鄭勇輝チーフエンジニアは「中継衛星3基のネットワーク構築のおかげで、宇宙飛行士と地上の間でより長時間の通話が可能だ。特に中国が独自に研究・製造した第2世代中継衛星の天鏈2号01星が初めて有人宇宙任務に参加した。宇宙と地上間の音声・動画の伝送速度がより上がり、通話の効果と通話時間が向上した」と説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月24日