時間帯別電気料金の「信号」の力をよりよく発揮し、電力システム全体の利用効率を高めるため、中国国家発展改革委員会（発改委）は各地に対して、時間帯別電気料金メカニズムのさらなる整備を求めた。これには「ピーク料金」「オフピーク料金」メカニズムの構築が含まれる。

　国家発改委は、「各地は現地の状況と結びつけピーク料金メカニズムを積極的に整備し、現地の電力の需給状況や新エネ設備容量が占める割合などを統一的に考慮し、ピークとオフピークの時間帯を科学的に区分し、ピーク料金の差額を合理的に確定する。システムのピークとオフピークの差が40％を上回る地方については、ピークとオフピークの料金の差を原則的に4分の1以上とし、その他の地方は原則的に3分の1以上とする」と指摘した。

 　｢中国網日本語版(チャイナネット)｣2021年7月30日