注目の2021年中国国際サービス貿易交易会が2日、北京市で開幕する。中国の対外開放3大展示プラットフォームの一つであるサービス貿易交易会は、世界のサービス貿易分野の規模で他者をリードする祭典になっており、広交会及び輸入博とグループを形成し、中国と世界をしっかりつなげている。コロナ禍の世界経済成長に中国のエネルギーを注いでいる。
今年のサービス貿易交易会は規模を更に拡大し、より多くのサービス貿易国際協力のチャンスを提供する。現在までに153カ国・地域の1万社超の企業が登録し、出展を決めている。世界経済の情勢が依然として厳しく複雑な状況下、このサービス貿易の祭典の予定通りの開催及び規模拡大は、世界経済回復に自信を注いだ。タイのパンヤピワット経営大学中国・ASEAN研究センター長の湯之敏氏は、「今年のサービス貿易交易会はサービス貿易の各主要分野を網羅し、国際サービス貿易協力の場を構築し、チャンスを提供する。世界のサービス貿易発展に原動力を注ぐ」と述べた。
今年のサービス貿易交易会は国際的な参画度が上がり、世界が中国の発展のボーナスを共有する重要な場になった。ドイツ貿易・投資振興機関は今年、初めて7州と合同で出展し、米国国際商工会議所も出展する。サービス貿易交易会の場を借り、中国の大きな市場のボーナスを共有しようとしている。中国のサービス業の付加価値額は今年上半期に29兆6000億元にのぼり、国内総生産に占める割合が55.7%に上昇した。サービス貿易の高品質発展に力強い支えを提供した。アイルランド中国科学技術交流協会の副会長は、中国のサービス貿易輸入額は今後15年で10兆ドルに達する可能性があり、市場の大きな商機があると述べた。英国48グループクラブのスティーブン・ペリー会長は、「サービス貿易交易会は中国の各分野における進展を理解する絶好のチャンスだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月2日