カナダのフレイザー研究所は「世界経済自由度2021年度報告書」の中で、香港地区を再び世界で最も自由な経済体と評価した。報告書の発表以降、香港地区は常に世界一を占めている。5大評価項目のうち、香港地区は「国際貿易の自由」「監督管理」で首位を占め続けている。
香港特区政府報道官は同日「これは自由経済体の構築、公平なビジネス環境の提供に関する香港の揺るぎない取り組みをはっきり肯定している」と述べ、次のように指摘した。
香港特区政府は引き続き、法治及び司法独立、自由な貿易及び投資制度、シンプルな低税制、良好なビジネス環境、高効率で清廉な政府といった香港固有の制度の強みを固める。これらの強みはこれまで通り、企業の業務拡張及び競争力の向上に有利な環境を提供し、経済全体を持続的に繁栄・発展させる。
アジアの各経済体、特に中国大陸部は世界経済の成長のエンジンであり続ける。一国二制度のもと、香港地区は良き窓口、飛び板、仲介者の独特な役割を演じ続ける。また国の新たな発展の大局に積極的に溶け込み、粤港澳大湾区及び「一帯一路」イニシアチブがもたらすチャンスを含む、第14次五カ年計画及び重大発展戦略を把握する。一国二制度のもと、香港地区は深く信頼される法律制度を常に維持している。法治は香港地区の重要な中核的価値であり、社会の人々から重視されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月15日