「イノベーションでけん引、グリーンな未来」をテーマとする第5回中独自動車大会がこのほど、ドイツのベルリン市と中国の長春市で同時に開催された。両国の100人以上の政界・ビジネス界・学界の関係者が、スマートコネクテッドカー、自動車動力バッテリー、自動車新材料、産業チェーンの協力などの話題を巡り議論を掘り下げた。

　呉懇・駐ドイツ中国大使はビデオメッセージの中で、「新型コロナウイルスが世界経済に衝撃をもたらしたが、中独の交流と協力の歩みが止まることはなかった。自動車産業はドイツ経済の看板で、中国は世界の重要かつ成長性を持つ自動車消費市場だ。両国の協力は自動車の歯車のようにしっかり噛み合っている」と述べた。

　ドイツ連邦議会のハンスペーター・フリードリヒ副議長は、「世界の自動車業界は根本的な構造の変化の最中にあり、企業は挑戦を迎えなければならない。独中は自動車産業で相互補完が可能で、協力を強化するべきだ」と指摘した。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2021年10月21日