中国電建集団成都測量設計研究院有限会社が設計・建設した世界一標高の高い風力発電所である西藏哲古風力発電所の10基のユニットがほぼ完成し、近く発電を開始する。同プロジェクトは西藏自治区山南市措美県哲古鎮の標高4850~5500メートルの場所にあり、機械室の高さは5139.1メートルに達する。
この地域は高地・寒冷の気候に属し、夏が短く冬が長い、気温が低い、風が強い、酸素が薄い、気候条件が厳しいといった特徴がある。中国電建集団成都測量設計研究院有限会社の黄河会長は、同プロジェクトは現地の経済・社会の発展を促し、エネルギー構造を改善すると同時に、観光資源を豊富にし、農村振興の新たな手段を提供すると話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月15日