「中国・欧州・米国ネットゼロ行動プラットフォーム」の初の対話が20日、オンライン開催された。10数カ国の40人の来賓がリモートで集まった。中国・欧州・米国グローバルイニシアチブの構成部分である今回のネットゼロモデル転換会議は、政府、民間部門、公民・民間の協力の重要性に焦点を絞った。同時に中国・欧州・米国の相乗作用の発揮の重要な意義を指し示した。

　同イニシアチブの発起人である高大偉氏は開幕式において、「今回の対話は昆明生物多様性大会、イタリアが主催するG20サミット、COP26に続く新たな勢力になり、各国に気候変動への共同の対応、経済の持続可能な開発の促進、生物多様性の保護を呼びかける。中国・欧州・米国が協力することで初めて複雑な問題を解消し、人類の進歩に貢献できる」と述べた。

　中国外文局の杜占元局長は、「中国外文局現代中国・世界研究院の、米国、英国、フランス、ドイツ、ロシアなどの23カ国の人々を対象とする調査によると、中国が生態環境保護の強化で重要な力を発揮しているとの回答が74.9％にのぼった。我々はまたその他の国、特に欧米などの先進国が速やかに効果的な行動により、約束をしっかり守り、世界のネットゼロの目標の予定通りの達成を保障することを願う」と指摘した。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2021年12月21日