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japanese.china.org.cn |15. 09. 2022

「一帯一路」開始から9年①実務協力を掘り下げる

タグ: 一帯一路 
中国網日本語版  |  2022-09-15

 中国はこの9年に渡り「一帯一路」沿線諸国と共に、共に協議し共に建設し共有するという原則を堅持し、互恵・ウィンウィンの協力を掘り下げた。一帯一路共同建設は沿線諸国の人々に福利をもたらし、世界が共同繁栄の実現と人類運命共同体の建設という美しいビジョンに向かい絶えず前進するよう促した。

 

 相互接続に焦点を絞り、実務協力を掘り下げる

 

 ジャカルタ―バンドン高速鉄道、モンバサ―ナイロビ鉄道、ピレウス港、ハイファ新港、中国パキスタン経済回廊、中南半島経済回廊などの「6つの経済回廊、6つのルート、複数の国、複数の港」相互接続がすでに初歩的な規模を備えている。中欧班列は「点から線へ」「線から網へ」と広がり、ユーラシア大陸を横断する国際運輸大動脈を形成した。現在の輸送路線は82本で、欧州24カ国の200都市とつながっている。国際産業チェーン・サプライチェーンの安定に向け多大な貢献を成し遂げた。


  乗務員のフィオナさんが7月29日、モンバサ―ナイロビ鉄道客運列車で乗客と交流した。新華社記者・董江輝撮影

 

 政策の意思疎通を深め、設備の結合を急ぎ、貿易円滑化を促し、資金の融通を促進し、民心相通じるを促進する。相互接続は双方向の往来の壁がさらに減り、貿易・投資の機会がさらに増え、共同発展の道がさらに広がることを意味する。商務部のデータによると、中国と一帯一路沿線諸国の2013−21年の物品貿易額は累計11兆ドル弱に、双方向の投資額は2300億ドル超にのぼった。

 

 中央アジアを例とすると、「欧州西部―中国西部高速道路」、中国―キルギスタン―ウズベキスタン国際道路、タジキスタンのヴァダット―イヴォン鉄道などの模範プロジェクトの建設に伴い、古代シルクロードが新たな生気を放っている。推進中の中国―キルギスタン―ウズベキスタン鉄道の建設は、同地域の交通運輸能力をさらに高める。

 

 キルギスタンのサディル・ジャパロフ大統領は、「一帯一路は中央アジアの港直通戦略に契機をもたらした。中央アジアをユーラシア大陸の十字路にする見込みだ」と述べた。


  「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年9月15日