今年の「ダブル11」(11月11日のネット通販イベント)が正式に始まり、EC(電子商取引)も売上記録を更新し続けている。
天猫「ダブル11」が10月31日に始まってから1時間で、102のブランドの取引額が1億元を超えた。京東プラットフォームでは販売開始から1分で、家電の全品種の取引額が10億元を超えた。10分間の全体的な取引額は前年同期を4割超上回った。
オンラインだけではない。蘇寧易購のオフラインデータによると、10月24日から11月1日0時にかけて、高品質でスマートな家電の販売が好調だった。1万元以上の高級家電の売上は前週比137%増、スマート家電は143%増だった。新トレンド家電の売上が急増し、レーザーテレビの売上は前週比111%増、マイクロスチーム全自動洗濯機は121%増。
国家統計局のデータによると、消費市場は今年に入り全体的に回復・成長の流れを保っており、オンライン消費のけん引力がさらに顕著になっている。第3四半期の実物商品オンライン小売額が前年同期比6.1%増となった。
業界関係者は、「ダブル11を見ると、中国の内需の潜在力がスムーズに引き出され、新型消費が急速に発展し、グリーンな高度化類の消費の需要が持続的に増加していることが分かる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年11月3日