中国西南部の雲南省の文化・観光部門はこのほど、コーヒー資源と関連する観光の高品質発展をさらに促進するため、6本の観光コースを発表した。1日付タイ紙「バンコック・ポスト」が伝えた。
この6本には雲南省の保山、普洱、大理を含む7大コーヒー生産拠点が含まれる。
雲南省の省都である昆明のガイド協会に所属する蒋道萍さんは、「コーヒーの収穫シーズンに、観光客は豆の収穫、洗浄、乾燥の全過程を理解できる。さらに旅行中に自分の手でコーヒーを挽くことができる」と述べた。
雲南省では多民族が暮らし、観光資源が豊富で、風光明媚だ。雲南省は中国の茶葉とコーヒーの主要産地だ。現地政府はすでに、コーヒーをテーマとする農業・文化・観光融合発展を急いでいる。
雲南省の昨年のコーヒー栽培面積は9万3000ヘクタールで、コーヒー豆の生産量は10万トンを超えた。コーヒー全産業チェーンの生産高は316億3000万元。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年12月5日