来年は第20回党大会の精神の全面的な貫徹の初年だ。この時期をしっかり把握し、より良い発展を実現するため努力し、社会主義現代化国家の全面的な建設に向け幸先の良いスタートを切る必要がある。6日の中共中央政治局会議では、「来年は安定を第一とし、安定しつつ前進を目指す」「感染対策と経済・社会の発展をより良く同時進行させ、発展と安全をより良く同時進行させる」と強調された。
中共中央政治局会議は、▽積極的な財政政策を強化し効果を高める▽穏健な金融政策は正確に力強く▽産業政策は発展と安全を同時に▽科学技術政策は自立自強を焦点に▽社会政策は民生のボトムラインをしっかり守る――という5つの政策要求を明確にした。これらの文言は政策の連続性・安定性を示しており、新しい中身も含まれる。うち、財政政策は「強化し効果を高める」を強調し、金融政策は「的確に力強く」を強調した。これは2大マクロ政策のツールボックスが十分であり、実体経済に対して引き続きけん引力と刺激効果を発揮できることを示しているが、同時に政策実施の手法を高めるべきだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年12月12日