全国の営業再開が加速中だ。「証券日報」の調べによると、オフラインシーンの消費の担い手である北京市の各ショッピングモールの利用客が目に見えて戻ってきており、ある飲食店の前には長蛇の列ができていた。
商品券発給など多くのメリットの刺激を受け、全国のその他の地方の映画館、飲食、ホテル・観光、マーダーミステリーなどの消費シーンの利用客も徐々に戻ってきている。
多くの消費関連銘柄が12月に入り上昇している。東方財富のデータによると、今月1-20日に食品・飲料、観光・ホテル、航空・空港銘柄及び免税関連銘柄の上昇率が大幅に上がっている。
消費マインドが「期待」に戻る
市場関係者は、「中国には特大規模の市場の強みがあり、今後の消費・投資の発展の潜在力が依然として大きい。内需拡大は高品質発展の実現、より高効率な経済循環の促進の重要な支えだ」との見方を示した。
信達証券研究所の劉嘉仁副所長は、「消費業界のマインドは来年3、4月に徐々に回復する見込みだ。うち消費マインドの改善は消費回復の重要な要素だ。しかし商品券だけで消費者のさらなる支出を促すのは困難であり、消費者の所得及び消費の楽観的なマインドを盛り上げる必要がある」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年12月21日