中国西南部の直轄市重慶市では、生産計画やサプライチェーンの最適化をはかることで、自動車産業の操業回復をサポートしています。
重慶市では、200社余りの完成車メーカーと部品メーカーが、クローズドループによる管理の下で通常操業を続けていて、川上から川下を含め、重慶市自動車産業チェーンの生産能力の95%をカバーしています。
重慶市両江新区産業促進局の責任者によりますと、企業のフル操業をサポートするために、産業促進局から要員30人余りが現場に派遣され、原材料の供給、物流輸送、資金繰りなど企業を悩ませている一連の問題の調整に当たっています。
なお、今年に入ってから、重慶市では自動車産業のグリーン化、スマート化を推し進めていて、現在、ニューエネルギー車、コネクテッドカーが全体の生産台数の15%を占めているということです。
中国国際放送局 2022年12月25日