上海は常に国家戦略の実施を集中的に担い、改革開放の先行試験の地となっている。新年は高水準の対外開放をいかに促進し、国際競争及び協力により良く参加すべきだろうか。新華社は上海市委員会副書記で市長の龔正氏を取材した。
開放は上海の最大の強みだ。国際経済貿易協力の新たな成長源を持続的に育成するため、上海は「3つの焦点」に重点的に取り組む。
(一)高水準の制度型開放の拡大に焦点を絞る。上海は高基準の国際経済貿易ルールに合わせ、グリーン・低炭素、デジタル経済、公平な競争などの重点分野の差別化された模索に取り組む。新型貿易やオフショア金融などの新業態の発展の制度体制を持続的に改善する。
(二)要素越境の流動効率の向上に焦点を絞る。上海はサービス業開放拡大の総合的な試行を掘り下げ、製造業を重点とし外資の導入拡大、ストック安定、質向上を促進する。外高橋・虹橋国家級輸入貿易促進革新モデルエリアの建設を掘り下げ、長江デルタと連動し全国を支えアジア太平洋に広がる輸出入商品集散地を構築する。
(三)一流の対外開放の環境の構築に焦点を絞る。上海はビジネス環境6.0版プランをしっかり実施し、政府・企業意思疎通円卓会議メカニズム、重点外資プロジェクト活動特別班メカニズムをさらに改善し、外資系企業に引き続き高品質で正確なサービスを提供する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年1月15日