2022年中国経済の「成績表」が1月17日に発表された。中国の経済規模は120兆元(約18兆ドル)を超え、世界2位を維持し、前年比3%増加し、多くの主要経済圏を上回った。
中国経済は複数の予想を超えるダメージに耐え、全体的に安定を維持した。国際社会は、新型コロナウイルス流行などが影響し2022年の中国経済成長率は鈍化したが、防疫が新たな段階に入り、中国の経済・社会はより活性化し、引き続き世界経済の回復の「安定器」と成長の「原動力」となっていると見ている。
「成長率は予想を上回った」。AFP通信は17日、出入国防疫対策の調整に伴い、中国経済は力強い回復を実現する見通しだと伝えた。
世界銀行は最新の中国経済見通しで、以下の見解を示した。世界の需要増加の悪化に伴い、中国経済の需要構造は徐々に内需に移行する。消費者の自信の改善と抑えられていた消費需要の放出に伴い、消費は徐々に回復する。持続的なインフラ投資と消費者の意欲回復は、投資増加の回復を押し上げる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年1月18日