中国3大航空会社の中国国際航空股份有限公司(以下「中国国際航空」)、中国東方航空股份有限公司(以下「中国東方航空」)、中国南方航空股份有限公司(以下「中国南方航空」)が発表した最新の業績予告によると、3社の昨年の赤字額は合計で1000億元を超えた。
中国国際航空はその原因について、「昨年は新型コロナウイルス感染症の持続的な影響により、旅客の移動の需要が低迷した。当社の各主要拠点市場が感染再拡大の衝撃を受け、特に北京市場の輸送力の投入及び輸送量が新型コロナ発生後で最小となった。同時に原油高や為替レートの変動などの多くの不利な要素により、当社の経営改善がさらに困難になり、主要業務と関連する投資企業も深刻な影響を受けた」と発表した。
中国東方航空と中国南方航空も、昨年は感染症の持続的な影響を受け、民間航空業が持続的な低迷期を迎えたと発表した。また国際的な原油高とドルに対する元安なども、各社のコスト面の圧力をさらに強めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年1月31日