各経済体は新年早々、2022年のGDPを次々と発表した。中国は先に3.0%という経済成長率を発表した。経済規模は121兆元を突破し、過去3年の年平均成長率は4.5%となった。
世界銀行の予測によると、米国の昨年の経済成長率は1.9%で、過去3年の年平均成長率は1.6%。日本の昨年は1.2%、過去3年の平均は−0.3%。世界経済の過去3年の平均は1.8%。またEUがこのほど発表したデータによると、ユーロ圏の昨年の経済成長率は3.5%だったが、2020年の−6.1%の影響があり、全体的には楽観が許されない。
世界が期待する、中国の経済回復の見通し
米サイトは1月17日、「中国の経済活動は市場の予想を全面的に上回っている。経済学者は、現在の中国は非常に鮮明なメッセージを出しており、中国経済はすでに転換点を過ぎ、23年第1四半期に力強く回復すると判断している」と伝えた。
モルガン・スタンレー中国チーフエコノミストの邢自強氏は、「今年第1四半期末までに、中国経済の流動性と経済活動は22年6月と7月の水準に回復する。今年の残りの3四半期に、中国経済は回復を続けコロナ前の水準以上になる」と指摘した。
世界銀行東アジア・太平洋地域マクロ経済・貿易・投資局のSebastian Eckardt副局長は会見で、「世銀は中国の今年の経済成長率が4.3%にのぼり、依然として世界のその他の主要経済体を上回ると予想している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年2月7日