国際通貨基金(IMF)と世界銀行は2023年春季会合中の13日の会見を開いた。世銀のマルパス総裁は、世界が直面している主な挑戦や国際社会の対応などの問題に関する観点を発表した。
マルパス氏は、「昨年12月に訪中し、中国の感染対策最適化がもたらした経済回復を目の当たりにした。中国経済の今年の成長率は昨年の3%から5.1%に上昇し、世界の成長を支える見込みだ。経済活動再開の加速、世界のサプライチェーンのサポートに関する中国の取り組みは顕著だ」と述べた。
マルパス氏は今週前半に、「今年の世界経済は全体的に疲弊するが、中国は例外となる。中国は民間投資が力強く、金融政策にはカウンターシクリカル(逆周期)の調節余地があり、かつ政府も常にサービス業、特に医療・ヘルスケア及び観光業の成長を奨励し続けている。中国経済の見通しの改善により、世銀は今年の世界経済の成長率の予想値を1月の1.7%から2%に引き上げた」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年4月17日