第133回中国輸出入商品交易会(広交会)が15日、開幕した。3期に分け5月5日まで開催される。本広交会は新型コロナウイルスの流行後で初めて全面的にオフライン開催され、220を超える国・地域の数十万人のバイヤーが来場する。
広交会報道官、中国対外貿易センター副主任の徐兵氏は、「本広交会は過去最大規模で、展示面積及び出展企業数も過去最大だ」と述べた。
徐氏によると、今回出展する優良特色企業数は過去最大で、業界トップ企業や、「専精特新」の「小巨人」、製造業「種目別チャンピオン」、国家級ハイテク企業などの称号を持つ優良企業が約5700社にのぼっている。同時に展示品の質がさらに向上している。企業がネット上にアップしている展示品は300万点を超えており、うち新製品は80万点弱、グリーン・低炭素製品は50万点弱。
220以上の国・地域のバイヤーが「反応」
広州万宝集団冷蔵庫有限公司の副総経理は、「今回展示されるすべての製品が、グリーン化、品質化、スマート化へのモデル転換・高度化の試みを加速する。15日の開幕初日より、ロシア、イラン、ノルウェーなどの多くの国・地域の業者から注目を浴びた」と述べた。
江蘇堅鋒国際貿易有限公司は開幕初日に、430万ドルの意向成約額を集めた。連雲港澳瑞特貿易有限公司は15日に100人を超える国内外の業者を集め、成約額が190万ドルにのぼった。
成約額の裏側には、中国経済の未来を楽観し、中国の高品質発展に大きな期待を寄せる世界の業者がいる。韓国の出展業者は、「中国経済の発展の将来性に期待している。また中国には優れたビジネス環境があり、中国企業と長期的に協力し現地で投資する自信が強まった」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年4月18日