キルギスタン元首相、北京師範大学「一帯一路」学院客員教授のジョオマルト・オトルバエフ氏はこのほど、中国日報新メディアと中国観察シンクタンクの番組「連線」の取材に応じた際に、「中国と中央アジアの協力は多ければ多いほど良い。中央アジアと中国の関係をより活気づける現実的な手段は、中央アジアにおける中国の存在感の強化だ」と述べ、次のように続けた。
中央アジア諸国は中国企業からの新たなハイクオリティな投資に期待している。これはセメント工場や紡績工場の建設ではなく、人工知能や量子計算に従事する科学研究機関のことだ。これは私たちが夢にまで見ていることだ。上海協力機構は「サマルカンド宣言」の中で、中央アジアは上海協力機構の「中核エリア」としている。「中核」であるならば、双方の接触と往来の強化が必要だ。それでは一帯一路は何を意味するのだろうか。それは、中国が海外進出を拡大することを意味する。そのため私たちは中国が中央アジアにより多くのハイクオリティな投資をもたらすことに期待する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年5月19日