中国・中央アジアサミットが18、19日に開催された。これは中国と中央アジア諸国の国交樹立から31年で初の実体形式のサミットであり、中国・中央アジアメカニズムの構築から3年で初のサミットでもあり、中国・中央アジア関係の歴史の新たなマイルストーンとなった。中央アジア5カ国のメディアは、今回のサミットは中央アジア諸国と中国の関係の新時代到来を象徴しているとの見方を示した。
キルギス国営カバール通信は20日、政治学者の発言を引用し、「今回のサミットは、キルギス及びその他の中央アジア諸国と中国の関係が新たな時代を迎えたことを象徴し、中央アジア諸国の経済発展に確かな、新しい原動力を注ぐ。サミットで署名された一連の重要文書及び協定は、キルギスを含む中央アジア諸国の経済発展に積極的な影響を及ぼす」と伝えた。
カザフスタンの国際ニュースサイトは20日、学者の発言を引用し、「中国・中央アジアサミットの成功は、中央アジア諸国との関係を強化しようとする中国の大きな誠意を示した。今回のサミットは中国と中央アジア諸国の協力を後押しし、中央アジア諸国自身の発展を促す」と伝えた。
ウズベキスタンの国際問題専門家のエルガシェフ氏は、「中国・中央アジア首脳会談メカニズムは、長期に着眼する新たな交流の場であり、中国と中央アジアの協力促進の戦略的意義を持つ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年5月22日