中国国家インターネット情報弁公室が23日に発表した「デジタル中国発展報告書(2022年)」によると、昨年の中国のデジタル経済規模は50兆2000億元で、規模で世界2位を維持した。対GDP比は41.5%に上昇。
デジタル中国の建設は昨年、目覚ましい成果を手にした。デジタルインフラの規模が大幅に増加した。データ資源体制の建設が加速した。デジタル経済が安定成長及びモデル転換促進の重要なエンジンになった。デジタル政務協同サービスの効果が大幅に上がった。デジタル文化が文化の繁栄と発展に新たな原動力を提供した。デジタル社会の建設が優良サービス資源の共有を促した。デジタルエコ文明の建設がグリーンで低炭素な発展を促した。デジタル技術のイノベーション力が持続的に向上した。デジタル安全保障体制が持続的に改善された。デジタルガバナンスが良好な発展環境を形成した。デジタル分野の国際協力で広く共通認識を形成した。
中国のデジタル技術と実体経済の融合が昨年、掘り下げられた。農業デジタル化の全産業チェーンへの拡張が加速し、農業生産の情報化率が25%を超えた。全国の工業企業の基幹工程デジタル制御率が58.6%に、デジタル化研究開発・設計ツール普及率が77.0%に上がった。全国のオンライン小売額は13兆7900億元で、うち実物商品オンライン小売額が社会消費財小売総額に占める割合は過去最高の27.2%にのぼった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年5月24日