中国社会科学院金融研究所、国家金融・発展実験室、中国社会科学出版社はこのほど北京市で、「世界デジタル経済発展指数報告書(TIMG 2023)」を発表した。報告書によると、中国はデジタル市場及びデジタルインフラに強く、前者は世界2位、後者は3位となっている。
報告書はグローバルな視野により、デジタル技術(Technology)、デジタルインフラ(Infrastructure))、デジタル市場(Market)、デジタルガバナンス(Governance)の4項目を選択し、世界デジタル経済発展指数(TIMG指数)を構築した。世界106の経済体の2013−21年のデジタル経済発展の程度を調べた。
報告書によると、世界のデジタル経済は持続的な発展の流れを呈している。TIMG指数の平均点は2013年の45.33から21年の57.01へと26%上がった。国別の発展の格差を見ると、世界のデジタル経済の発展は収斂の流れを呈しており、国家間のデジタル経済発展の格差が徐々に縮小している。
報告書のデータによると、21年のTIMG指数トップ3は米国、シンガポール、英国で、中国は8位だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年6月2日