寧波舟山港梅山港区埠頭で14日、中国初の独自開発の液化天然ガス(LNG)バンカリング船「海洋石油301」がチューブによって、埠頭の6番停泊位置で積卸中の船舶に保税LNG燃料を注入した。これは寧波舟山港が初の国際航行船舶保税LNG注入業務を迎えたことを意味する。
国際航行船舶保税燃料注入業務は、国際的な慣例に基づき国際航行船舶に免税燃料を供給することだ。同業務は国際海事サービスの重要な構成部分であり、港のグローバル化水準と関連サービス水準を測る重要な指標でもある。情報によると、今回の保税LNG燃料注入量は9400立方メートルで、船舶の1万カイリ超の連続航行をサポートできる。中国から欧州までの片道の移動が可能で、赤道に沿い地球を半周できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年6月15日