中国・天津市にある、エアバスのアジア唯一の民間機総組立ラインは27日、ハンガリーのウィズエアーに「A321neo」を1機交付した。中国で総組立が行われたエアバス機の欧州への販売は初。
エアバス天津飛機交付センターの施倫普総経理は、「これはエアバス天津のマイルストーンだ。中国経済の力強い回復を背景とし、エアバスアジア総組立ラインの総組立能力が持続的に上がり、より多くの海外取引先の需要を満たし、国際民間航空市場に持続的に新たな原動力を注ぐ」と述べた。
アジア太平洋の需要をより良く満たすため、エアバスアジア総組立ラインが2008年に稼働開始した。同社は今年4月に天津市で2本目の生産ラインを設置し、A320シリーズの生産能力を拡大し、世界のより多くの取引先にサービスを提供すると発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年6月28日
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