シンガポール国立大学アジア研究所の特別研究員で元シンガポール国連大使などを歴任したキショール・マブバニ(Kishore Mahbubani)氏はこのほど、著書「アジアの21世紀」(The Asian 21st Century)中国語版の発表記者会見で次のように語った。
西側諸国は「一帯一路」構想をいわゆる「債務の罠」外交だと煽り立て批判するが、これはグローバルサウス諸国の「知性に対する侮辱」にほかならない。
中国ラオス鉄道はラオスに発展の機会をもたらし、人々の暮らしを改善した。「一帯一路」の枠組みの下で中国とインドネシアが共同建設するジャカルタ・バンドン高速鉄道も、同国民の暮らしの改善につながることが期待できる。
中国は発展途上国ではあるものの、発展の果実を他国と分かち合いたいと考えている。現在150カ国以上が中国と「一帯一路」共同建設に関する覚書に署名しているが、このことは明確な「信任投票」でもある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年7月30日