設備容量が西部最大の揚水発電所が着工、投資総額は159億4000万元

中国網日本語版  |  2023-08-08

設備容量が西部最大の揚水発電所が着工、投資総額は159億4000万元。

タグ:揚水発電所

発信時間:2023-08-08 14:20:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 国家電網の発表によると、国家電網公司青海哇譲揚水発電所並びに玉樹・果洛二回330kV送電プロジェクトと、丁字口750kV送変電プロジェクトが6日、着工した。哇譲揚水発電所は青海省貴南県に位置する。プロジェクトの投資総額は159億4000万元で、総発電設備容量は280万kW。青海省初の揚水発電所で、中国の西部地域における設備容量が最大の揚水発電所でもある。


 青海電網の太陽光発電と風力発電の設備容量は63%で、水力発電は28%。全国でクリーンエネルギー発電設備容量が占める割合が最高の省級電力網となっている。新エネ設備容量の持続的な拡大に伴い、青海電網のピーク調整及び供給保証の圧力が日増しに顕在化している。哇譲揚水発電所の2倍調整能力は560万kWで、新エネの偶然性と安定性の影響を効果的に抑え、クリーンエネルギーの信頼性の高い利用を促進できる。発電所は稼働開始後、石炭燃焼を毎年182万トン、CO2排出量を455万トン減らす。省エネ・排出削減効果が顕著だ。同プロジェクトは炭素排出削減効果が顕著で、クリーンエネルギーの発展及びエコ文明の新高地の建設の促進に対して重要な意義を持つ。


 説明によると、今回着工した4件のプロジェクトの投資総額は約215億元で、約600億元の経済効果を直接生み出し、1万5000人分超の雇用を提供する。現地のインフラ整備及び関連産業の発展をけん引できる。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年8月8日

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