アジアインフラ投資銀行(AIIB)第8回理事会年次総会が25日、エジプトのシャルム・エル・シェイクで開幕した。AIIBの金立群総裁は開幕式で、AIIBは「気候行動計画」を開始すると発表した。これはAIIBの気候変動への対応の取り組みのマイルストーンだ。
金氏によると、この行動計画はAIIBの気候変動対応行動を基礎とする。AIIBは各取引先の需要及び具体的な状況に基づき気候ソリューションを作成し、融資パートナーシップを強化し、気候プロジェクトに資金を集める。同時に変動のペースダウンの促進と適応活動の技術イノベーションを強化する。
金氏によると、AIIBは今年7月1日にすべての新規投資プロジェクトをパリ協定の関連目標と完全に一致させるという約束を果たした。またAIIBの気候融資が投資全体に占める割合は昨年末に56%を超え、25年に50%を占めるという目標を早期達成した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年9月26日