第6回中国国際輸入博覧会が11月5-10日に上海市で開催される。過去の博覧会の企業商業展の6大展示エリアのうち、技術装備展示エリアは展示品の科学技術力により常に最も人気の展示エリアの一つだった。
卓球ロボットはプロの卓球選手のように、トップスピンとアンダーカットをかけられる。本輸入博の技術装備展示エリアのオムロン展示ブースでは、人とロボットの卓球を体験できる。
リアルな体験を支えるのは関連するスマート技術だ。説明によると、オムロンは今年、第8世代卓球ロボットを出展し、機械と人の相互理解のさらなるレベルアップを実現する。オムロンのスタッフによると、人と機械は双方向の音声による意思疎通で練習方法を相談し、スマートにその計画を立て、ユーザーのパフォーマンスを改善できるという。
ソニーも6回連続で輸入博に参加する。ソニー(中国)有限公司の吉田武司総裁は、「当社は事業多角化の強みを発揮し、中国の産業構造の最適化と高度化に積極的に加わり、後押しし、中国の新たな生産力の力強い発展を支える」と述べた。
出展企業の東芝が出展するパワー半導体、CO2回収技術、大型揚水発電機水力設備などは、いずれもグリーンと低炭素をテーマとしている。来場者はさらに東芝展示ブースでメタノール蓄エネ発電機を見学できる。これは中国のスタートアップ企業が東芝製ボルタパイルなどの技術を採用し研究開発・生産したグリーン動力製品だ。
東芝(中国)有限公司の八木隆雄会長兼総裁は、「当社は引き続き中国市場を深耕し、新興分野の協力を強化し、中国の顧客により革新的な製品とサービスを届ける」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年10月31日