第6回中国国際輸入博覧会(輸入博)の日程が8日で半分を過ぎた。今年の輸入博は3400社以上が出展し、442の代表的な新製品・新技術・新サービスが初公開される。輸入博が毎年開催される中、より多くの「新顔」と「常連客」が中国に集まっている。
6年連続開催の輸入博は、国際貿易の促進にどれほどの効果をもたらすのだろうか。中国にはどのような利益があるのだろうか。
対外経済貿易大学国際経済研究員の桑百川氏は、「世界経済の回復が低迷する中、貿易と投資の保護主義がなおも台頭している。中国は自ら世界と融合し、多国間主義を実行し、かつ自発的に輸入を拡大し国際貿易に自信を注いでいる。中国の高水準開放で世界により多くの商機をもたらすことを願っている。中国は輸入拡大において、産業構造の高度化のハイテク製品及びハイエンド製造業製品への需要を満たした。その一方で消費者の消費構造の高度化における、健康的で栄養豊富な特色製品への需要を満たした」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年11月9日