商務部の何亜東報道官は9日の定例会見で、中国側は2021年9月と11月に正式に「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)」と「デジタル経済パートナーシップ協定(DEPA)」への加入を申請し、かつ関連事業に積極的に取り組んでいると説明した。
高水準の対外開放の促進の重要な措置は、外資参入ネガティブリストのスリム化で、市場の参入ハードルを下げることだ。
何氏は会見で、「双方の共同の取り組みにより、中国とオーストラリアの一連の経済・貿易問題に積極的な進展があった。我々はオーストラリア側と共に努力し、両国首脳の重要な共通認識を積極的に実行に移し、中豪自由貿易協定の潜在力を十分に発揮し、気候変動やグリーン経済などの新興分野の協力を切り開き、両国企業の投資と経営に良好なビジネス環境を提供する」と述べた。
また「老字号」は中国の工業・商業の発展の歴史が育んだ「金看板」だ。商務部は今年4月に関連部門と協力し、中華老字号モデルの樹立に取り組み、「除名があれば新規登録もあり」の動的管理メカニズムを構築・運用し、既存の中華老字号の全面的な審査を行った。長期的に経営不振で、さらにはすでに破産、登録抹消、倒産している、もしくは老字号商標登録所有権・使用権を失っている55のブランドを中華老字号リストから除名した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年11月9日