中米双方の発展と進歩は完全に、双方の挑戦ではなくチャンスにできる。両国の経済の相互補完性は競争性を大きく上回る。中米はゼロサムゲームではなく互恵・ウィンウィンであるべきだ。双方は互いに成果を手にし、共通する利益のパイを大きくできる。
英紙「フィナンシャル・タイムズ」は、メディア各社はいわゆる「デカップリングとチェーン寸断」や「脱リスク」を持続的に喧伝しているが、少し状況を整理すれば別のデータが見えてくると伝えた。米中の貿易額は昨年、難しい状況に陥りながらも過去最高となった。最新データによると、米国の7万社余りが対中投資を行っており、9割弱が中国事業で黒字を手にしている。経済・貿易関係の他にも、中国は米国のハイテク業界の発展にとっても極めて重要だ。これはクアルコム、インテル、テスラ、アップルの重役が今年相次いで訪中したことからも伺える。「Nikkei Asia」の報道によると、同4社の昨年の売上のうち中国市場の割合は62%、27%、22%、18%だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年11月14日