今年に入り、中国の貿易の新たな原動力の成長ペースが上がっている。貿易の安定的で健全な発展を促す積極的な要素が多く蓄積され、貿易の強靭性が持続的に顕在化している。
中国の「新御三家」(EV、太陽光電池、リチウム電池)の今年第1−3四半期の輸出額は前年同期比41.7%増で、14四半期連続で2桁台の伸び率を維持し、貿易額増加の重要な駆動力になった。寧波梅山総合保税区で、新エネ車がコンテナに積み込まれていた。税関の監督管理を経て通過後、コンテナ船により直接海外に輸出される。寧波口岸の今年1−10月の新エネ車輸出額は前年同期比76.8%増だった。
新たな原動力によるけん引効果が持続的に引き出され、貿易関連の積極的な要素の蓄積を促している。第1−3四半期の越境EC貿易額は前年同期比14.4%増の1兆7000億元で、高い伸び率を維持した。貿易構造が最適化・高度化されている。中国の1−10月の一般貿易額は1.8%増で、貿易総額に占める割合は同1.1ポイント増の64.9%だった。民間企業の貿易額は同6.2%増の18兆2400億元で、貿易安定の主力軍になった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年11月15日