中国はこのほどビザ免除の試行範囲を拡大すると発表した。フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、マレーシアの6カ国の普通パスポートを所持する人員に対して、ビザ免除措置を試行する。欧州及びアジア各界の関係者はこれに続々と「いいね」を押した。この措置は各国と中国の文化交流及びビジネス往来を促進し、外国企業の対中投資の自信を深め、訪中の利便性を高めるとの見方を示した。
イタリアのワイナリー「Interprocom」のCEOはこの措置を知ると大喜びした。「イタリアのワイナリーの多くが農村にあり、大都市に行きビザの手続きをするのは不便だ。今後は当社の従業員はより便利に中国を訪れ、ビジネス交流を行える。来年は業績がさらに良くなるだろう。多くのイタリアの業者は中国を訪れたことがないが、中国を理解しようとしている。ビザ免除措置はイタリア人の訪中を便利にする」
コロナ仏外相は先ほど北京を訪問し、ビザ免除措置について言及した際に、「これは力強い措置で、我々(両国)の人員往来と人文交流を大幅に促進する」と述べた。仏紙「レゼコー」は、「仏中の人員往来は今後よりスムーズになる。中国EU商会は、ビザ免除は確かで役立つ最適化措置であり、企業の自信を深めると発表した」と伝えた。
中国EUデジタル協会のLuigi Gambardella会長は、「ビザ免除措置は渡航手続きを簡略化し、文化と経済のつながりを強化する。この措置は、より多くの欧州人が中国という文化が豊富な国を訪れ、自ら体験することを励ます」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年11月29日