国家エネルギー局の最新データによると、再生可能エネルギーはすでに中国の電力供給保障の新勢力になっている。その発電備容量は14億5000万kWで全国の50%以上を占め、初めて火力発電を上回った。現在の全国の発電総設備容量は約29億kW。
年内の再生可能エネルギー発電量は3兆kWhで、全社会の電力消費量の約3分の1を占めている。風力及び太陽光発電量はすでに同期の都市部・農村部住民の生活用電力消費量を上回り、全社会の電力消費量の15%以上を占めている。
国家エネルギー局は、風力及び太陽光発電の発展を加速中で、大型風力及び太陽光発電拠点の建設が順調に進んでいる。
11月末までの第1期で4516万kWが完成・送電済みで、第2期と第3期はすでに5000万kW以上が認められ、次々と着工中だ。全国の風力及び太陽光発電設備容量は10億kWを突破し、電力新規設備容量の主体としての地位がより固まっている。家庭用太陽光発電規模は1億kWを突破し、500万世帯以上の農家に普及している。
同時に火力発電は基礎的で保障的な電源だ。現在の全国の統一調整発電所の石炭ストックは2億トン以上(約26日分)の高水準を保っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月22日