JPモルガン中国チーフエコノミストの朱海斌氏は24日、深セン市で中国資産管理50人フォーラム2023年年次総会(第10回)に出席した際に、「金融・財政引き締めの二重の圧力を受け、米国経済は来年低迷し、さらには景気後退に陥る可能性が高い」と予想した。
朱氏は、「昨年の年初のFRBによる過激な利上げ後、金融条件及び伝統的な金利政策の引き締めが実体経済に伝わり、今年の米国経済に影響を及ぼすと予想されている。しかし今年の第1−3四半期を見ると、これらの措置は米国経済に大きな害をもたらしていない」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月24日