中国の旅行サイト・「Qunar.Com」が発表した2023年度の最新データ報告によると、今年の中国国内線の飛行機チケット予約数は過去最多を記録し、2019年の水準を大幅に上回った。また各年齢層の旅客の旅行意欲が引き出され、各都市の消費増加につながった。
今年、中国国内で人気となった旅行先はどこなのだろうか?「Qunar.Com」の統計データによると、トップ10は北京、上海、成都、広州、重慶、西安、杭州、深セン、長沙、南京だった。
ビジネス客の間でゴールデンルートとなっているのは依然として北京-上海だ。「今年最も忙しかったワーカー」となったある31歳の旅客は、なんとこのルートを91回も往復していた。これは4日に1度はこのルートを往復した計算になる。
仕事に勤しむ人がいる一方で、旅行に勤しむ人もいる。今年、海外旅行に一番多く出かけた旅客を見ると、海外72都市を訪問していた。これは5日に1度は新しい都市に足を運んでいる計算になり、世界中にその足跡を残したことになる。最もリッチだった旅客は、タイ・プーケット島の高級ホテルに21日連泊しており、思いっきり羽を伸ばしたようだ。
年齢層から見てみると、今年飛行機を最も多く利用した高齢の旅客は61歳で、今年だけで59都市を訪問していた。一方、今年飛行機を最も多く利用した児童の旅客は12歳で、今年だけで12都市を訪問していた。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年12月26日