小包は「大市場」とつながり、「大民生」と関わる。最新データによると、中国の2023年の宅配便業務量は1300億件以上になる見込みだ。「年平均100億件」から「月平均100億件」の飛躍を実現し、現代物流分野における最も代表的な産業になる。
この天文学的数字をいかに理解すべきか。小包1個あたりの長さを平均30センチとして計算すると、これらの小包をつなげた場合、赤道1000周弱分になる。
世界に目を向けると、1300億件とは何を意味するだろうか。横方向で比較すると、中国のこの規模は米国の2022年の6倍、日本の同年の14倍、英国の同年の25倍に相当し、世界全体の6割以上を占める。縦方向で見ると、宅配ネットワークの普及の加速に伴い、宅配便業務量は年間100億件から1000億件への加速・飛躍を実現した。2014年の宅配便業務量は100億件以上で、21年は1000億件以上。中国の毎月の宅配便業務量は23年3月より100億件を超えている。
国家郵政局の趙衝久局長は、業界は24年も安定成長の流れを維持し、伸び率が8%前後に達する見込みと述べた。「スマート化」の波の到来に伴い、宅配大国は「強」への邁進を加速する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月10日