中国船舶工業業界協会が15日に発表したデータによると、中国の2023年の造船竣工量は前年比11.8%増の4232万DWT(載貨重量トン)、新造船受注量は同56.4%増の7120万DWTだった。23年12月末時点の手持ち受注量は同32.0%増の1万3939万DWT。世界の18種の主要船種のうち、中国の14種が新造船受注量で世界一となった。
説明によると、中国の造船業の経済運行は23年にスムーズに回復した。新造船受注量は総トン数で計算すると2008年ぶりの高い数値となった。造船業の利益が持続的に改善され、23年1-11月の利益率は前年同期を1.3ポイント上回り4.1%以上となった。市場シェアが全面的に上がり、コアコンピタンスが大幅に上がった。3大造船指標の国際市場シェアは50.2%、66.6%、55%といずれも世界一で、かつ初めてすべてが50%を上回った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月16日