世界経済フォーラム(WEF)の第54回年次総会が15日、スイスのダボスで開幕し、19日まで開かれる。本フォーラムのテーマは「信頼を再構築」。米VOA(電子版)が16日、伝えた。
各国の政界要人、学者、経済界のリーダー、国際機関の責任者ら2800人以上が今年の年次総会に出席する。うち大規模な中国経済代表団が特に注目されている。
世界最大の政治リスクコンサルティング会社のユーラシア・グループのイアン・ブレマー社長は15日、ダボスの「最大のトピックス」は中国の大規模な代表団だと述べた。
ダボス会議の創設者であるクラウス・シュワブ氏はフォーラムのウェブサイトで、出席者に「世界の重大な挑戦について対話し、協力を強化しパートナーシップを深める」よう呼びかけた。シュワブ氏は、「我々は断片化する世界に直面している。社会の分断が日増しに拡大し、不確実性と悲観ムードが広がっている。我々は危機管理を超越し、現在の問題の根本的な原因を探し、共により希望ある未来を建設することで、未来への信頼を再構築する必要がある」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月17日