広東省の2023年の域内総生産(GDP)は4.8%増の13兆5700億元で、全国で初めて13兆元を突破した。これは23日に開幕した、広東省第14期人民代表大会第2回会議で発表された情報だ。
広東省は2023年に、実体経済を基礎とし製造業を主役とするを堅持し、現代化産業体制の建設で重要な進展を手にした。新エネ車の発展を例とすると、広東省の新エネ車の年間生産台数は253万台で、全国の新エネ車4台のうち1台が「広東製」だった。新型蓄エネ産業について、広東省の新型蓄エネ発電所の設備容量が160万kWを突破し、蓄電池の付帯産業が全国で最も揃った地域になった。
高水準科学技術自立自強は、高品質発展のけん引の中核的駆動力だ。広東省は2023年に重要なオリジナルイノベーション策源地の構築を急ぎ、省級科学技術イノベーション発展戦略特別資金の3分の1以上を基礎研究に向けた。鵬城・広州国家実験室が全面的かつ順調に稼働した。中核技術の難関攻略についても、広東省には一連の大きな成果があった。麒麟ハイエンドチップの自主的な大規模応用が実現された。ECMO、ハイエンド核磁気共鳴設備、ハイエンド手術ロボットなどの技術イノベーションの活力が旺盛だった。
内需拡大と外需安定により、初めて高品質発展の勢いを形成できる。広東省は2023年に消費促進イベントを開催し、5億7000万元分の商品券を支給し、83億9000万元の消費をけん引した。文化観光、飲食、宿泊、ナイトタイムの消費のスムーズな回復を促した。オンライン小売額は9.4%増。貿易について、広東省の越境EC貿易額が8000億元を突破し、全国の3分の1以上を占めた。電気自動車、リチウム電池、太陽電池の「新御三家」の輸出は229%増、15.9%増、22.6%増だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月24日