近頃、地方両会(人民代表大会、政治協商会議)が次々と開かれ、「民間経済」が頻繁に取り上げられている。記者の取材で、各地は発展の実情に合わせ、民間企業の発展環境を改善し、民間経済の発展を促し、質の高い発展を着実に歩んでいることがわかった。
政策支援で企業の自信向上
多くの地域の政府活動報告を見ると、民間経済に関する一連の政策支援が印象的である。
多くの地域の代表委員は、昨年7月の「中国共産党中央、国務院の民間経済発展促進に関する意見』の公布後、各地の各部門は具体的な関連政策を集中して打ち出し、各政策の実施に伴い、民間企業の自信と満足感は高まっていると示した。
重慶市政府活動報告は、2023年にビジネス環境改善市場活性化108条改革措置を制定し、民間企業は安定して向上し、9社の企業が中国民間企業500強にランクインしたことに触れた。
ビジネス環境の改善が進む
長年の改革を経て、各地の良好なビジネス環境づくりは著しく進展したが、民間企業の期待とはまだ差がある。地方両会で得た情報によると、多くの地域がビジネス環境の更なる改善に向けた新措置を準備している。
今年、浙江省第14期全国人民代表大会第2回会議は、『浙江省ビジネス環境改善条例(草案)』を審議し、政府活動報告は民間経済32条政策の的確な実施を推し進め、企業関連の問題の効率的な閉ループ解決体制を構築し、民間企業の要求に迅速に対応すると示した。
質の高い発展を揺るがず進める
GDP寄与率60%以上、企業総数に占める割合92%など、民間企業のこの規模は、中国経済の質の高い発展に大きく影響している。
2024年、各地は質の高い発展推進に関する一連の新措置を打ち出した。地方両会に出席した多くの民間企業家は、各級政府の民間経済支援への取り組み度合いと決意の強さを感じ、民間企業は自信と意欲を高め、質の高い発展を揺るがず進めていると話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月24日