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中国の越境ECの進化、電動オート三輪の輸出を後押し

中国網日本語版  |  2024-01-29

中国の越境ECの進化、電動オート三輪の輸出を後押し。

タグ:越境 EC プラットフォーム 輸出企業 中小企業

発信時間:2024-01-29 14:24:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国の都市部や農村部でよく見かける電動オート三輪が米国の町で人気になった。これは中国の嫁から米国の義父へのプレゼントだった。このオート三輪は街に出ると人々から注目され、ネット上で話題になった。ショート動画が注目を集めたのは、中国の村や鎮でよく見かける農業用電動オート三輪が、馬力のあるSUVやピックアップトラックばかりの米国の町では目立ち、愛嬌たっぷりに見えるからだ。

 電動オート三輪が米国の町に現れたのは偶発的なケースだが、2024年の元日より米国本土の消費者の各ECサイトでの購入量が急増中とする企業もある。このオート三輪は割安で、購入も便利だ。ショッピングアプリで注文するだけで、真新しい電動オート三輪が1カ月後、自宅に届く。中国の越境ECのビジネスモデルの更新は、多くの電動オート三輪が米国の街頭に姿を現す前提となっている。

 中国の新たな越境ECプラットフォームが近年台頭し、従来の越境ECの更新・アップデートを行い、管理全委託モデルを生み出した。新たなモデルにより、越境ECプラットフォームは通関手続き、物流運輸、翻訳などの商品の輸出に必要なすべての手続きを行うようになった。販売主は商品をECプラットフォームの国内倉庫に運ぶだけで、他のことをする必要がなくなった。販売主は管理全委託店を開き、店の所有権と商品の権利を留めながら、プラットフォームが提供する、運営、物流、アフターなどのサービスを利用できる。学習と運営に必要な多くのコストが削減され、販売主の輸出手続きが簡略化された。これは中小企業の海外進出のハードルをさらに上げた。海外の消費者は越境ECサイトのおかげでより安心して購入でき、さらに自宅に届くようになった。

 輸出企業(特に中小企業)は、カスタマイズされた商品を海外の消費者に直接輸送でき、代理店が何を書い何を売るかを決めていた状況を変え、顔を合わせる機会のなかった生産者と消費者に取引の可能性を持たせた。客観的に見ると、越境ECプラットフォームは越境ニッチ市場を形成・育成する役割を担った。一部の商品は販売量が少ないが、越境ECプラットフォームが販売に適したルートを見つければ、同様に高い利益を創出できる。越境ECプラットフォームの進化により、中国製は世界のより多くの消費者のさまざまな需要を満たせる。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月29日

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