2024年の中央1号文書が3日、発表された。「『千村モデル、万村整備プロジェクト(千万プロジェクト)』の経験を学習し運用する」や「農村全面振興の推進を新時代の新たな旅路の『三農』活動の全面的な足がかりとする」といった重要な手配は、中国が農村全面振興を力強く効果的に推進し、農業・農村の現代化の加速により中国式現代化の建設をより良く推進する積極的なメッセージを発信した。
中国式現代化の推進は、農村振興を全面的に推進し、都市部・農村部の地域発展の不均衡という問題をしっかり解消する必要がある。第18回党大会以降で12件目となる中央1号文書である今年の文書は、「農村全面振興の力強く効果的な推進」をめぐり、重点を明確にし実施を徹底するといった面から全面的な手配を行った。実質的な進展と段階的な成果の持続的な獲得を目指す。
重要けん引を強化。1号文書は、「『千万プロジェクト』に含まれる発展の理念、活動方法、推進メカニズムを学習し運用する」「『千万プロジェクト』の経験の学習と運用をけん引とする」と強調した。この手配には深い実践の支えがある。
「千万プロジェクト」は農村環境の整備から着手し、すでに農村の経済、政治、文化、社会、エコ文明、党の建設を含む系統的なプロジェクトになっている。浙江省の農村の全体的な姿を変え、農村全面振興の推進の模索と実証に率先して取り組んだ。
「千万プロジェクト」の経験の学習と運用で重要になるのは、「千万プロジェクト」の経験に含まれる理念と方法を深く学び、理解することだ。各地は学習し参考にすることが可能だが、機械的に当てはめたり紋切り型になってはならず、さらにはイメージアッププロジェクトにしてはならない。重要なのは現地に適した発展と振興の方法を見つけ、創造力を発揮し活動することだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年2月6日