「中国食糧危機説」「中国偽造説」「中国崩壊説」「中所得国の罠説」など、西側の一部の政界・学界の関係者とメディアは数十年に渡り、このセンセーショナルな予言により中国経済が間もなく衰退すると何度も唱え、喧伝してきた。これにより市場の自信を揺るがそうと試みたが、最終的に「よく分からない」として何度も矛を収めた。

　「二番煎じ」「検証に耐えられない」「何度も壁に突き当たる」一部の識者は「中国崩壊説」の崩壊を何度も目撃していることから、このオオカミ少年のような言説に驚きもせず、西側の中国経済への分析は「よく分からない」と、中国経済への中傷は信頼できないと見ている。

　「誰が中国に食わせるのか」中国の2023年の食糧総生産量は1兆3908億2000万斤（1斤は500グラム）で、9年連続で1兆3000億斤以上で安定している。「ブラウンの問いかけ」は的中せず、むしろ次の事実を浮き彫りにした。中国は世界の9％の耕地と6％の淡水資源だけで、世界の5分の1弱の人口に食わせているのだ。

　「中国崩壊説専門家」の章家敦（ゴードン・チャン）氏は笑いの種になっている。モルガン・スタンレー・アジアの名誉主席であるジャック・ワズワース氏は、「あなたの中国崩壊説はあなたの著書にしか存在しない」と手厳しく評価した。米誌「フォーリン・ポリシー」（電子版）は2012年に、章氏による「中国崩壊」の予言を「2012年人類滅亡説」と共に、最悪の予測のワースト10に入れた。

　アナリストは、1997年のアジア通貨危機や2008年のリーマンショック、さらには新型コロナウイルスが世界経済に深刻な衝撃を及ぼした期間中に、中国は「次に崩壊するエコノミー」にならなかったばかりか、穏健な政策と確かな経済の基礎により地域及び世界経済の回復をけん引したと述べた。

　タンザニアの著名国際時事コメンテーターは、「中国経済の強靭性により、西側の懐疑論者は何も言えなくなった」と述べた。Asia Times副編集長でクレアモント研究所の研究員であるデヴィッド・グッドマン氏も、中国経済が「間もなく崩壊」とはミスリードだとした。中国悲観説は事実を前にし何度も壁に突き当たるだけだ。

　中国経済の衰退という予想を一度も的中させていない中傷者は、数十年に渡り何度も「下限」を更新し、数字遊びや馬鹿らしい論拠により中国経済がまた崩壊するぞという「新ネタ」を披露してばかりいる。

　｢中国網日本語版(チャイナネット)｣2024年2月22日