資本は利益を追って動く。中国を選ぶことで外資は大きなリターンを手にした。外資系企業の過去5年間の対中直接投資の収益率は約9％で、世界トップレベルだ。HSBCを例とすると、中国市場の急速に増加する事業チャンスのおかげで、23年に中国大陸部で10億ドル以上の利益を創出した。

　カナダグース中国区総裁の程騰寛氏は「国際鋭評」に、「製品が中国の消費者から好評を博していることから、当社は中国市場への投資を続けており、世界最大の専売店ネットワークを構築した。23年第4四半期の中国大陸市場の堅調な業績により、当社のアジア太平洋区の売上が62％増加した」と述べた。

　独シーメンスヘルスケア大中華区総裁の王皓氏は、「中国は対外開放を持続的に推進し、ビジネス環境を持続的に最適化し、当社の投資と事業拡大に力強いサポートを提供した。特に近年、中国の科学技術イノベーション水準が持続的に上がり、当社のデジタル化分野のイノベーションにチャンスをもたらした。シーメンス中国区の23年度の売上は前年比で7％増加した。当社は今後も終始、中国市場の長期的な展開を重視する」と述べた。

　ロレアルのイエロニムスCEOは、「中国は26年に渡り当社の成長のエンジンであり続け、創意とインスピレーションの尽きぬ源泉だった。当社は23年に中国大陸部で5.4％の成長を達成した。当社は今年2月に中国香水ブランドへの投資を発表した。当社は終始、次の中国が中国にあることを信じている。中国への投資は未来への投資だ」と述べた。

　仏サノフィ大中華区総裁の施旺氏は、「当社は終始、中国の市場の未来の発展に期待しており、その大きな潜在力で当社のイノベーションと成長をけん引すると信じている。この開放とイノベーションの沃土において、高い将来性と無限のチャンスは当社が中国を深耕する自信となっている」と述べた。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年2月29日