国家電網の発表によると、中国初の電気自動車(EV)スマート充電・バッテリー交換モデルエリアが4日、江蘇省で完成した。モデルエリアは充電インフラのソフト及びハードウェアの改修を通じ、新エネ車、充電・バッテリー交換ステーション、都市電力網の3者の効率的な連動を実現し、充電ポールの使用効率を高める。
同モデルエリアは江蘇省の蘇州市、無錫市、常州市をカバー。21の充電・バッテリー交換ステーションと300本弱の充電ポールを新設。システムはスマートアルゴリズムにより、充電駐車位置の実際の状態、充電料金、待ち時間などの情報を総合的に研究・判断し、ドライバーに最良の充電プランを提案する。新エネ車のオーナーが携帯アプリで目的地、車の航続距離、バッテリー容量などの情報を入力すると、いつどこで充電するのが最も経済的で時間が短縮されるかが分かる。計算によると、モデルエリア内のオーナーの月平均充電待ち時間が5割近く短縮される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年3月5日