全米独立事業者協会(NFIB)が12日に発表した報告書によると、インフレへの持続的な懸念から、米国中小企業楽観指数は2月に9カ月ぶりの低い数値をつけた。ロイター通信が12日、伝えた。
同指数は今年1月の89.9から2月の89.4に低下し、過去7カ月で6度目の低下となった。また同指数は26カ月連続で50年間の平均水準の98を下回った。報告書によると、事業主が最も懸念している問題はインフレで、これを最も差し迫った問題とする事業主の割合が3ポイント上昇し23%にのぼった。6カ月内にビジネス状況が改善すると予想した事業主の割合は1ポイント低下し、ビジネス環境が悪化し企業の収益が減少しているは39%。
事業主はまた、FRBの利上げによるコスト増と信用貸付条件の厳格化の圧力を感じている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年3月14日