黒竜江省の観光業は今年に入っても活況を維持している。これを背景に黒河市の越境ツアーの人気が高まっている。
黒河税関は昨年9月より、中露ビザ免除団体旅行を再開した。アウトバウンドの需要が旺盛なだけでなく、インバウンドが倍速で増加し、黒河の宿泊や飲食などの各種消費市場の持続的な好況をけん引している。
黒河の旅行会社の孫福霞総経理は、「現在は団体旅行に参加すればビザが免除され、約30分で通関できる。観光客は通関後に越境観光大型バスに乗り、黒竜江に設置された浮き橋で川を渡り、黒河と川を隔てているブラゴヴェシチェンスクに直接入ることができる。直線距離にして750メートルのみで、5分ほどで到着する。例年の同期と比べると、越境観光客が3−4倍増加している。広東省、福建省、江蘇省、浙江省、上海市の観光客が多い」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年3月14日