中国政府活動報告は、2024年の中国国内総生産(GDP)成長率目標を「5%前後」に設定した。アルゼンチン『当代(DANGDAI)』誌のグスタボ・ン編集長は、国際在線(CRI Online)の独占インタビューで、「世界経済が景気後退リスクに直面する今、中国の設定した経済成長目標は世界に自信を与えている。国際情勢に多くの不確実性が存在する中、中国は世界経済の安定剤としての役割が一段と明確になっている」と述べた。
ン編集長は、「世界銀行が1月に発表した報告書によると、2024年の先進国の成長率は1.2%まで低下する見通しだ。これに比べて、中国政府の今年の経済成長目標は『異彩を放つ』数字だ。また、中国が世界第二の経済大国であることを考えると、このような巨大な経済規模で5%の成長率目標を実現することは決して簡単なことではなく、世界経済の安定性向上に寄与する得難いことだ」と指摘した。
同氏の分析では、「巨大な中国経済が急速で安定した成長を維持できた鍵は、中国政府が一貫して高度な対外開放の拡大を堅持し、国内外両市場の二つの資源のリンケージ効果を高めると同時に、イノベーションを経済発展の力強いエンジンにしたことにある」。
同氏は記者団に対し、「世界は中国の革新と発展への決意を目の当たりにしており、新たな質の生産力が中国経済の質の高い発展に新たなエネルギーを育むと信じている」と語った。また、中国の対外開放持続的拡大に向けた措置を高く評価し、「中国は『一帯一路』共同建設イニシアチブなどのプラットフォームを通じて他国との協力を強化し続けており、互恵・ウィンウィンを目標に、包摂的な経済グローバル化の実現を推進している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年3月17日